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想いが強いほどハマってしまう?商品サービスのネーミングのワナ

[fa icon="calendar"] 2013.12.26 / by 佐藤 寛丈

 トピックス: 考え方, ネーミング

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いままでも、「DIRECT MARKETING WEB」という自社運営サイトで、ダイレクトマーケティング領域に絞ったコラムを書いていたんですが、「でも反応率アップに役立つものなら、何もダイレクトマーケティングに絞ることもないよね。うんうん。」ということで、「販促のみらい 反応率アップのツボ」という名前で新たにブログサイトを作りました。

今後は、「反応率アップに関わりそうなら何でも!」といった感じで、ゆるりと書いていければなと思います。また、私以外の執筆メンバーも増えたので、まずはコンテンツの充実化をさせていきたいと思います!

ネーミングについて考える

さて、ローンチ一発目は、商品サービスを売っていく上で、すごく重要なネーミングについて考えてみたいと思います。世の中には、いろんな商品サービスがあふれて、企業側が一生懸命に考えたブランド名や商品名で売り出されていますよね。

例えば、「iPad Air」「ラ王」「ジャンプ」「LaVie」「ウィルスバスター」…。少し頭の中でイメージしただけでも、ほんと無数にありますよね。

ここに例としてあげたのは、認知度がすごく高くて、名前を聞いただけでどんな商品なのか、わかる人がほとんどだと思います。では、仮に認知度が低くて、知らなかったとしたら、名前を聞いただけでどんな商品なのかイメージできますか?

「iPadAir」⇒空気でボリューム感を演出できる新種のブラジャー?

「ラ王」⇒かっこいいライオンのキャラクター?

「ジャンプ」⇒ジャンプ!ジャンプ!ジャンプで、遊具のホッピング?

「Lavie」⇒LOVEの変化系?あ~もう何なのかわかんないっす。

「ウィルスバスター」あたりだと、「ウィルスを退治してくれるもの?」って何となく現実の商品とイメージが結びつきそうですが、他のものは、名前を聞いただけではきっとわかんないですよね。

認知度が低く、名前を聞いてどんな商品なのかイメージがわきにくい商品については、初めから高いハードルにぶち当たります。名前を聞いただけでは何の商品かわからない。それはつまり、選べないから購入できないってことです。

もちろん、親しみやすさや覚えやすさといったことを狙い、商品名にユニークさを与えて、ブランド化させるといったことで考えると、これはこれでありだとも思いますが、その場合はどうでしょうか?

きっとその商品を認知させるためのコストや労力といったものが、ものすごくかかります。特に中小企業の場合は、ブランド力や資金力の問題で、相当なハードルになるかと思います。

そう考えると、ブランド名や商品名に理解しにくいネーミング、固有名詞といったものはできるだけ避けた方がベターなんじゃないでしょうか。

ネーミングの成功事例

ネーミングの成功事例でわかりやすいと思うのが、「お~いお茶」という伊藤園の商品。

もともとは「缶入り煎茶」という商品名で売り出されていたそうです。「缶入り煎茶」も意味はわかりますが、煎茶(せんちゃ)って読みにくいですし、「お~いお茶」のほうが、万人にわかりやすいですよね。

【参考】お~いお茶ブランドヒストリー
http://www.itoen.co.jp/oiocha/#brandstory

どうして、ネーミングのワナにはまってしまうのか?

でも現実は、新商品や新サービスが出る場合って、ブランド、固有名詞をつけたネーミングが多いかと思います。おそらくそれは、商品の開発にすごく想い入れがあったり、ネーミングを悩み抜き、奇をてらうことを狙ったりすることで起こってしまう一種の現象じゃないかと思っています。

でも、消費者からみれば、そんなのは関係ありませんよね。わからないネーミングだと、選びようがありません。直感的にイメージしやすいネーミングにするというのは大切な視点になってくるんではないでしょうか。

自社の商品名を見て、「名前だけではどんな商品サービスなのかイメージしにくそう、伝わってなさそう」というのがあれば、一度見直しをしてみたらいいかもしれませんよ。

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佐藤 寛丈

著者: 佐藤 寛丈

岡山県生まれ。岡山大学卒。大学卒業後、プログラム開発、人材コーディネーターを経て、2009年に大和広告入社。 大和広告では、プランニング、PPC運用を担当。またイベント企画運営などにも携わる。さまざまなマーケティング手法に触れる中、根幹である人間心理の理解こそがもっとも重要と感じ、現在、心理学を勉強中。趣味は料理。

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