イマジナクトラボ

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【事例あり・後編】お客様の「かもしれない」を演出する重要性

[fa icon="calendar"] Oct 28, 2014 10:48:00 AM / by 田中 みのる

 トピックス: 考え方, クーポン, 事例

お久しぶりです。
田中みのるです。

いきなり冷え込みましたね。
本当に今年の天気は変です。。。

さて、前回は「捨てられない『割引券』」をテーマに
お祭り情報「クーポンチラシ」の記事を書きました。

今回は予告通り、その後編として、「クーポンチラシ」にこめた「本当の狙い」について

書かせていただきますね。

まずは、そのチラシをもう一度見てください。

 

【オモテ面】

祭りチラシ

(7、8月に開催される近隣の「お祭り情報」を記載)

【裏面】

クリーニングチラシ

さて今回の主役はこちらの裏面。

このクーポンが使える系列店のお店情報をすべて掲載しています。
つまり、表向きは、

「ゆかたクリーニングの割引を受けられるお店一覧」

になっています。

お店の住所を見て、

「あれ?案外近所にあるじゃない。」というお客様の反応を期待していますが、
それだけではありません。

大切なのは、「営業時間」と「仕上がり時間」を
お店ごとに細かくちゃんと書いておいたこと。

「ゆかた」は季節商品です。
クリーニング店としては、当然通年ご利用いただきたいのです。

つまり、「サラリーマン」や「OL」のスーツやワイシャツを出してほしい。

そんな思惑があり、
営業時間と仕上がり時間を丁寧に書き、

「あ、このお店、こんな早くから開けてるんだ。」
「ここは、こんな遅くまで開いてるんだ・・・」
「当日仕上げが出来る店が近くにあったんだ?」

などと、見ている方の「ライフスタイル」の時間軸に「最適なお店」を
見つけてもらいたい意図があるのです。

ですから、お店紹介のレイアウトも工夫しています。

普通、「店名・住所・電話番号・営業時間など」が
よく使われる順番ですが、

詳しく質問したい人は「電話問い合わせ」を行うであろうことから、
「店名・電話番号・住所・営業時間など」の順番にしました。

実際、クリーニングサービスに関する問い合わせの電話が増え、
さらに、本来は新規顧客の増えにくいこの時期に「新規の会員」が増加しました。

形状は「割引クーポン」ではありますが、
盛り込む情報にちゃんと意図を持つことで、
それ以上の効果を得ることも狙えるのです。

常に「お客様を誘導する」というシナリオを書くことが重要です。

一気に冬に向かいそうな昨今、
寝冷えなどなさいませんように!!

田中 みのる

著者: 田中 みのる

平成元年、大阪中央郵便局窓口課採用。営業担当部署を経て、本社郵便事業総本部に異動、社員育成等を担当した後、平成15年から霞が関本社にて勤務。平成22年に独立し、ライズマーケティングオフィスを設立。反応率の上がる販促物・チラシの作成・コンサルティングや、Web・モバイルとの連動プロモーション、社内モチベーションアップのためのセミナーなど、多彩な実務の中から日々進化する販促手法を学び、自身も年間100回を越えるセミナー講義をこなす。

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