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ブログ内容を何となく決めていませんか?アクセスを集めるためのYahooキーワードアドバイスツールの使い方とGoogleキーワードプランナーとの違い

[fa icon="calendar"] 2014.02.05 / by 藤井 克成

 トピックス: コンテンツクリエーション, サーチ, 分析

今年に入って急に太ってしまったため、最近夕食はお米を食べずにおかずだけにしている大和広告の藤井です。

さて、以前ブログを書く上で非常に大切な、キーワードを決めるためのツールを紹介しました。

・ブログ記事タイトルの賢い付け方「Googleトレンド」と「Googleキーワードプランナー」の使い分けまとめ
https://marketing.imaginact.net/content-marketing/keyword-tool-google-trend

今回はもう少し踏み込んで、アクセスを集めるためにブログ内容をどう考えていけばいいかについて、以前紹介していなかった「Yahoo!キーワードアドバイスツール」の使い方と合わせて書いてみたいと思います。

 

Yahoo!キーワードアドバイスツールとは?

ご存知の方も多いと思いますが、簡単に言えばGoogleキーワードプランナーと同じ、リスティング広告出稿のためのキーワード選定ツールです。

・Yahoo!Japanの解説&ヘルプページはこちら
http://yahoo-jp-ss.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/1650

使い始めるには、Yahooのリスティング広告(スポンサードサーチ)などのビジネスツールを利用するための、Yahoo! JAPANビジネスIDというものが必要になり、以下のアドレスから少し手間のかかる登録が必要になります。

・Yahoo!プロモーション広告お申込み
http://promotionalads.yahoo.co.jp/service/signup.html

※基本的に企業(もしくは個人事業主)を対象としているサービスですので、アカウント作成には会社名や住所、業種や電話番号、WEBサイトURLの入力が必要になります。アカウントを作るだけでは費用はかかりませんが、リスティング広告を出稿する前提でのツール提供ですので、登録する場合はご注意ください。

リスティング広告用のツールなので、機能はGoogleキーワードプランナーとほぼ同じですが、Yahooの方はGoogleでは取得できない以下のような情報が見られます。(2014年2月4日現在)

  • PC&タブレット/スマートフォン/モバイルでのデバイス別の検索ボリューム表示
  • 月別/時間帯別の検索数(割合)の推移
  • 過去一年間の属性別検索割合(性別/年代別/地域別/曜日別)

検索ボリュームだけでなく、検索行動や時期、属性等もわかるので、ブログの方向性を探るのに役に立つツールとなっています。

 

キーワードの属性データからブログの方向性を決める

「いろんなデータが見られるのはわかったけど、どうやって使うの?」という疑問にお答えするために、今回はYahooキーワードアドバイスツールで調べられる属性データを使ってブログの方向性を決める流れを、具体的な事例から簡単に考えてみたいと思います。

例えば、地元の食材を扱うECサイトを運営している企業を想定します。ここでは仮に当社がある広島県にちなんで牡蠣を販売している企業としましょう。特に新鮮な「生牡蠣」の売上を伸ばしたいという課題があるとします。

「生牡蠣」というキーワードで検索する人に見てもらうために、どんな記事を書けばいいかを考える時に、キーワードツールの出番です。

「生牡蠣」のキーワードを調べると、以下のようなデータが出てきました。

生牡蠣属性別検索データ

一番検索されている年代は30代。20代は50代以上と同様割合は少ないですね。つまり、「生牡蠣」というキーワードでアクセスを狙うためには、30代40代が興味を持ちそうな内容のブログ記事を書くと良いということになります。

子育て世代なので、「子どもに食べさせるときの注意」や「成長のための栄養摂取」という内容がいいかもしれませんし、タウリンが多く含まれていることから「お酒」や「二日酔い」などのテーマで、役に立つ記事にしてもいいかもしれません。

もちろんこれはあくまで仮説。調べる時期やターゲット、アクセスさせる上での背景などによっては、結果や考え方は変わってきますし、検索数はYahoo!の予想値なので、このやり方を信じ過ぎるのも危険です。

でも、単純になんとなく記事の内容を決めるよりは、検索が多いターゲットの年代を想定して内容を決める方が良いのではないかと思います。

属性データをこのように使う以外にも、月別/時間帯別の検索数(割合)の推移から検索ボリュームが多い時期・時間帯に合わせてブログを公開したり、デバイス別の検索ボリュームから、どんなシーンで検索しているかを想像し、記事の長さや内容を考えたりすることもできますね。

要は、こうしたキーワード検索の詳細データから、想定されるターゲットが何を求めているかを考えることが大切というわけです。

 

Googleキーワードプランナーとの検索ボリュームの違い

Yahoo!キーワードアドバイスツールを使う時に、もう1つ気になったことを書いておきます。

Googleのキーワードプランナーと使い比べてみるとわかるのですが、似たようなツールなのに、出てくる結果がかなり違うんです。

例えば以下の表のような感じ。

検索ボリュームの違い

どちらも1ヶ月間での検索数ですが、「wordpress」「Facebook」などの横文字キーワードは桁が違うくらいGoogleが多いですし、逆に「歯医者」「ゴルフ」「コンサート」「カレー」などの季節感のない一般的なキーワードは圧倒的にYahoo!が多いという結果になりました。

GoogleとYahooのユーザー数がもともと違うことや、Yahooは特定の月の予測値なのでGoogleのひと月の平均値とは計算方法が違うという点を踏まえても、あまりにも数が違います。

ここからはあくまで個人的な仮説ですが、おそらくGoogleを検索エンジンに使っているユーザーはITやテクノロジーに関わりが深い、IT業界関係者やエンジニアなどが多いのではないでしょうか。

Yahoo!は日本でのシェアはまだまだGoogleより高いといわれており、老若男女に幅広く使われる検索エンジンなので、一般的な消費者が検索しそうなキーワードはYahoo!の検索数が多いという傾向がある気がします。

だとすれば、一般消費者がターゲットの場合はYahoo!のキーワードアドバイスツールを、IT・WEB・システム業界関係者がターゲットの場合はGoogleキーワードプランナーを使った方がより確からしいキーワード選定ができるということになります。

ただ、「ツイッター」というカタカナキーワードではなぜかyahooよりgoogleの方が2倍以上多いというよく分からない結果にもなっているので、上記仮説はあくまでも参考程度にご理解ください。

最後に1点注意を。とっても便利なYahoo!キーワードアドバイスツールなのですが、短時間にたくさんのキーワードを連続して調べると、利用制限がかかってしまうようです。もともとリスティング広告出稿のためのツールですので、あまり乱用しない方が良さそうです。

以上、またまた長くなってしまいましたが、ブログ記事作成に役立つYahoo!キーワードアドバイスツールの使い方についてお届けしました。

藤井 克成

著者: 藤井 克成

大和広告ではクリエイティブユニットとして、印刷物やWEBのデザインを担当。またイマジナクトラボ研究員として、デジタルを中心としたマーケティングを研究し、イベント企画運営やコンテンツ制作にも携わっている。マーケティング、ソーシャル、デザイン、アート、デジタル、教育に興味あり。

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