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コンテンツ量産に課題をもつマーケターがコンテンツマーケティングを成功させる秘訣とは?

[fa icon="calendar"] 2013.10.08 / by 花崎 章

 トピックス: コンテンツクリエーション, コンテンツマーケティング戦略, その他, カンファレンス

コンテンツマーケターの抱える課題は「時間不足」「コンテンツ量産」

 

はやいもので2013年も残すところあと3ヶ月たらず。今年もContent Marketing InstituteMarketingProfs からB2Bコンテンツマーケティング実態調査の最新結果が公開されました。

コンテンツマーケティングを実践する企業、マーケターはひきつづき堅調に伸びてるようですね。

今回私が注目したポイントは2つ。

まずはじめに「コンテンツマーケティングを効果的だと評価している企業の多くが、コンテンツマーケティング戦略を明文化している」という事実。

この結果、明文化することでチーム内での戦略の共有が促進されたからなのか、明文化するほどコンテンツマーケティングにコミットした企業だから成果が残せたのか、その両方なのか、本当のところよくわかりませんが、いずれにしてもチームとしてこの考え方にコミットし、戦略を共有しておいて損はないでしょう。

もう一つは、課題として「時間不足」「コンテンツ量産」をあげるマーケターが多いこと。

 

©iStockphoto.com/feedough ©iStockphoto.com/feedough

ある程度の予算が確保できている企業はアウトソースを活用するなどして、本当に社内でやるべきところに集中できるかもしれませんが、とくにスモールビジネスでコンテンツマーケティングを実践している企業や個人起業家としては、解決に時間がかかりそう。うちも同じく。トホホ。。

 

 

Bigger Success. Less Content.

 

先月のContent Marketing World 2013で私が一番印象的だったセッションがコレ。前述の課題解決にピッタリのタイトルだと思いませんか?

私全然知らなかったんですが、会場は超満員。アメリカではかなりの人気者と思われるスピーカーはBrandscapingの著者、Andrew M. Davisさん。切れ味するどいプレゼンと内容の面白さでオーディエンスをグイグイ引き込んでいきます。

 

躍動感あふれるプレゼンでブレまくり。一眼持っていけばよかった。    躍動感あふれるプレゼンで写真がブレまくり。   一眼持っていけばよかった。

 

 

 

 

 

お客様目線からブレず、エッジを効かせまくろう!

 

一言で言えばそうなるでしょうか。

 

まずはお客様目線がベース。

「Branded Contentだとまだブランドの言いたいことに留まっている。お客様の目線でContent Brandを目指そう

「TVプロデューサーのように考えてみよう」

 

そしてオーディエンス・ファーストなアプローチを実現するためのポイントは...

◯とことんニッチで

◯コンテンツの空白地帯を突け

◯いつもの時間、いつもの場所で

◯実力者を顔役に

◯フックを効かせて

といったところ。

 

なかでも紹介されていた「 The Chicken Whisperer」は超絶ニッチな市場のコンテンツ空白地帯をうまく突いて成功した好例。

Chicken Whispererでは「都市近郊の自宅の裏庭で趣味として鶏を飼育する人たち」までニッチに絞り込み(アメリカにはこんな市場があるんですね...)、Chicken whispererことAndy Schneiderさんが顔役としてレギュラーオンラインラジオ番組を持ち、書籍を出版し、各地でイベントを開催してファンを増やし、ロイヤルティを醸成しているんです。Facebookページのファンは7万2千人超(2013年10月8日現在)、ラジオ番組は週2万人のリスナーに楽しまれているとのこと。おそるべしChicken Whisperer。

 

見事に上記のポイントを網羅しているではありませんか!すばらしい。われわれもあやかりたいところです。

 

 

人のやらないことをやれ。でも独りよがりになるな。

 

まず、ポイントからうかがい知れることは、つまるところ「人のやらないことをやれ」ということではないかと思いました。そうであれば自分らしさ、ブランドらしさを思う存分表現したいところ。

一方で、オーディエンスが知りたい情報であることもとっても大切。やりたいことをやりさえすればいいってもんでもない。「独りよがりになるな」ってことですね。

 

エッジを立てることはやらないことを決めること。まさに戦略を明確にすることに他なりませんよね。さらに発展させて戦略を明文化し、チーム内で共有すれば、冒頭に紹介したリサーチ結果で「コンテンツマーケティングは効果的」と自信を持って言える企業の仲間入り。

ユニークネスとレリバンシー。この2点をおさえることで、スモールビジネスにおけるコンテンツマーケティングにも明るい未来がもたらされるのではないかと思いました。

 

そんな視点で、ウチのコンテンツを眺めてみると...

うーん。まだまだエッジを効かせる余地がありそうですな。

 

というワケで、今日はここまで。

 

 

 

 

 

花崎 章

著者: 花崎 章

広島県生まれ。中央大学商学部卒。大学卒業後、広告会社営業、メーカー広告宣伝担当を経て、2002年から株式会社大和広告 代表取締役。 社長業を務めるかたわら2007年に社会人大学院デジタルハリウッド大学院に入学。主にデジタルテクノロジーとマーケティングに関する研究に参画し、オフラインマーケティングの経験と新たに獲得したオンラインマーケティングの知見と人脈を生かした幅広い活動を展開している。 その他コーチング、アクションラーニング、NLPなど、個人と組織内の効果的なコミュニケーションや学習に関する研究も行い、コラボレーションツールを活用した自社ビジネスへの応用を実践中。 また2009年「マーケティング力アップから地域活性化を目指そう」という目的でイマジナクトラボを企業内に立ち上げ、これからのマーケティングを地域に啓蒙する教育事業を実践している。

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